目線を変えて自然を楽しむ
見る目線(=アイポイント)を変えると自然も新鮮!
キャノピーウォーク
●普通、私たちは樹木を見るとき、「見上げ」ているはずです。樹木側からすれば、葉の裏ばかり見られていることになります。では、上から眺め下ろすように樹木を見たら当然、葉の表が見ることになります。つまり、「やっとこれで、樹木の全体が見えた」ことになるのです。もちろん、普通の生活ではどちらか一方しか見えていません。でもどうでしょう、その生活スタイルで、その樹木はこのようなものだと、一方的に判断していませんか?
キャノピーウォークは、葉の表側を見下ろすように設計されていますので、それこそ、天候により雨の日は水滴が葉の表面と作り出す幻想的な世界や、晴天時の太陽光と葉がどのように戦っているかなどまで見えてしまうのです。
かつて「一粒で二度おいしい」というフレーズがありました。キャノピーウォーク300mの体験でまさに「一巡で二度楽しい」世界です。
●コース最後の100m区間は、モッチョム岳を眼前にする梢歩きで、屋久島南部を象徴するモッチョム岳をこの角度から眺め見るのは今までにありませんでした。雨の日に流れ出る滝「冷水天」(キャノッピエンジェルフォール、と名付けました)も臨場感あふれる音付きで迫ってきます。また、夕暮れ近くの千変万化風景は、旅を思い返したときにまず最初に脳裏に浮かぶものでしょう。
所要時間
最短の方で受付・説明時間を含め29分ですが、興味対象により違ってきます。40分以上はかけてほしい、が制作者の本音です。
キャノピーロープ
森の自然を壊さないように観るには、空中に浮けばよい。某アニメの舞空術ですが、残念ながら人間にはまだ体得できていません。この「空中に浮く」にスピードのアクティビティを加えたのが、キャノピーロープです。専用ハーネスと滑車で空中を移動し、好きな上空で止まることができる。なめ回すように空中を360度楽しんで、羽のある生物たちが観ている世界を堪能できてしまうのです。
幸い、中間ステージで線を乗り換えますので、もし空中滑空スピードを十分に楽しみたいのであれば、後半区間の60mで楽しむこともできます。
過去の平均値から
■スピードを楽しむ体験者は男性で約6割。
■空中停止を楽しむ体験者は全体で2割。
■お試しターザン(計100m)80%、正規プログラム(計300m)20%